晩年の豊臣秀吉が贅を尽くした「醍醐の花見」を行ったことでも知られる醍醐寺の三宝院庭園。
その醍醐の花見の際に豊臣秀吉自らが基本設計した庭であり、作庭には当時の一流の庭師達が参画した、桃山時代の華やかで壮大な雰囲気を伝えております。
表書院から鑑賞できる池を配した庭園には砂紋や中島(鶴島・亀島)や、苔むした橋、奥には三段の滝を見る事が出来ますが、どこを切り取っても美しい限りです。
下の写真は弥勒堂前の庭ですが、盃と瓢箪型の徳利です。
花見にちなんでるのか面白いデザイン。
こちらの滝石組や護岸石組、切石の石橋も美しい。