資産価値の向上にも繋がるマンション植栽とは?

皆さんこんにちは。平野区を拠点に植物・庭木の販売から、植栽管理、剪定、造園工事までを手掛けている満湧園です。

マンションの植栽は、見た目の美しさだけでなく、住環境の向上や資産価値の向上にもつながる重要な要素です。しかし、マンションの植栽管理は、管理組合や管理会社が行うのが一般的で、オーナー様や管理者様にとっては、具体的な管理方法や業者選びなどがわからない場合もあるのではないでしょうか。そこで、本記事では、マンションの植栽の重要性や管理方法、おすすめの植栽、依頼する際の注意点などについて解説します。マンションの植栽を適切に管理することで、見た目の美しさや住環境の向上、資産価値の向上など、さまざまなメリットを得ることができます。ぜひ、本記事を参考に、マンションの植栽について理解を深めていただければと思います。


1マンション植栽の重要性とは


1.1見た目の美しさ

見た目の美しさが挙げられます。マンションの外観を緑で彩ることで、エントランスなど美しく映え、建物全体がより魅力的に見える効果があります。 花や緑が四季折々に咲く様子は、住民に解放感や明るさをもたらします。また、受水槽などの設備を植物で隠すことで、マンションの景観の向上にも最適です。


1.2住環境の向上

マンションの窓から外を見ると、通行人の目が気になるという方も多いのではないでしょうか。植栽を設置することで、窓から見える範囲を狭め、通行人の目を遮断することができます。また、植栽は、日差しや風を遮断する効果もあります。夏の強い日差しを遮ることで、室内の温度上昇を抑えることができます。さらに、植栽は騒音や振動を吸収する効果もあります。この様に居住者の住環境を改善する効果もあると言われています。


1.3資産価値の向上

マンションの資産価値は、建物だけでなく、敷地内の自然環境も大きく影響します。植栽は、マンションの景観を美しくするだけでなく、資産価値の向上にもつながる重要な要素です。植栽が荒廃すると、マンションの景観が損なわれ、資産価値の低下にもつながります。


2マンションの植栽管理方法


2.1植栽管理の目安

マンションの植栽は、美観を保ち、住環境を向上させるために欠かせないものです。しかし、適切な管理を行わないと、植栽が枯れたり、害虫や病気に侵されたりして、美観を損なうだけでなく、安全上の危険にもつながります。そこで、マンションの植栽を適切に管理するためには、どのような作業が必要なのか、その目安を知っておくことが大切です。


・剪定の目安

常緑樹は、春の萌芽が一段落する6月頃と、夏枝の伸びが止まる10月頃に剪定します。落葉樹は、葉が落ちて休眠期に入る11月頃から3月頃に剪定します。

・刈り込みの目安

ツツジやサツキなどの低木や、生垣は、花付きや形を整えるために、5月から7月に刈り込みます。

・草刈りの目安

芝生は、雑草が生えないように、4月から10月にかけて定期的に草刈りを行います。また、芝の根を活性化させるために、3月から4月にかけて芝のエアレーションや目土入れを行うとよいでしょう。

・施肥・土壌改良の目安

植栽の成長を促すために、1月から3月にかけて施肥を行います。また、土壌が劣化していると、植栽が弱ってしまうため、必要に応じて土壌改良を行いましょう。

・消毒の目安

害虫や病気は、植栽の成長を阻害するだけでなく、住民の健康にも被害を与える可能性があります。そのため、4月から6月と8月から9月にかけて、消毒を定期的に行うことが大切です。


2.2剪定

剪定は、樹木の外観を美しく保つだけでなく、生育を促進するためにも必要です。剪定を行うことで、以下のような効果が期待できます。樹木の形を整え、美しい景観を保つことができる

風通しや日当たりを良くすることで、樹木の健康を維持することができます。不要な枝を切ることで、害虫や病気の発生を抑えることができます。剪定を行うことで、樹木の成長を促進し、強健な樹勢を維持することができます。これにより、風や雪などの被害に遭いにくくなり、植栽の寿命を延ばすことができます。


2.3施肥

施肥は、植物が成長するために必要な養分を与える作業です。

施肥を行うことで、以下のような効果が期待できます。

植物の生育を促進し、大きく育てることができる

病害虫の発生を抑え、健康を維持することができる

施肥の時期は、植物の種類や生育状況によって異なります。一般的には、1月から3月にかけて、植物の生育を促すために施肥を行います。また、夏場の成長期にも、追肥を行うとよいでしょう。施肥の方法は、植物の種類や施肥目的によって異なります。粒状肥料や固形肥料を土に混ぜ込む方法や、液体肥料を水やりと一緒に与える方法などがあります。

2.4害虫の駆除

害虫は、新しい葉が増える時期に発生しやすい傾向があります。具体的には、春の萌芽期と夏の成長期です。この時期は、植栽の状態を定期的に確認し、害虫が発生していないか注意しましょう。薬剤を散布する場合は、害虫の種類や発生状況に合わせて、適切な薬剤を選択する必要があります。また、薬剤散布の際には、住民の方に周知し、作業時間帯や注意事項を配慮しましょう。



3マンション植栽におすすめの植栽


3.1高木

マンションの植栽におすすめの高木は、以下のとおりです。

・キンモクセイ

キンモクセイは、秋に甘い香りの花を咲かせることで知られる高木です。マンションの玄関やエントランスなどに植えると、秋の訪れを感じさせてくれるでしょう。

・モッコク

モッコクは、常緑樹で、冬でも葉を落としません。そのため、マンションの敷地内に植えると、冬でも緑の空間を保つことができます。

・サザンカ

サザンカは、秋に花を咲かせることで知られる高木です。キンモクセイと同様、マンションの玄関やエントランスなどに植えると、秋の訪れを感じさせてくれるでしょう。

・シマトネリコ

シマトネリコは、常緑樹で、手入れがしやすい高木です。マンションの敷地内に植えると、シンボルツリーとして活躍するでしょう。

・シラカシ

シラカシは、常緑樹で、目隠しとしても効果的な高木です。マンションの敷地の境界などに植えると、プライバシーを守ることができます。

・アラカシ

アラカシは、シラカシに似た常緑樹です。シラカシよりも耐寒性が高く、寒冷地でも育てることができます。

・ケヤキ

ケヤキは、落葉樹で、葉が大きく、秋には紅葉を楽しむことができます。マンションの敷地内に植えると、景観を豊かにしてくれるでしょう。

・ハナミズキ

ハナミズキは、春に白い花を咲かせることで知られる落葉樹です。マンションの敷地内に植えると、春の訪れを感じさせてくれるでしょう。


3.2低木

低木とは、樹高が1.5m以下の木のことです。樹高が低いため、スペースを有効活用しやすいのが特徴です。また、手入れがしやすいのもメリットです。

・ツツジ

ツツジは、日本の代表的な低木です。花色や花形のバリエーションが豊富で、季節感を演出するのに最適です。また、耐寒性や耐暑性にも優れているため、日本の気候に適しています。ツツジは、春から初夏にかけて、鮮やかな花を咲かせます。花の色は、赤、ピンク、白、紫など、さまざまな種類があります。また、花形も、丸い花びらのものや、細長い花びらのものなど、さまざまな種類があります。

・アベリア

アベリアは、初夏から秋にかけて、白い花を咲かせる低木です。花が密に咲き、華やかな雰囲気を演出します。また、日当たりや水やりの条件が比較的緩やかで、手入れがしやすいのが特徴です。アベリアは、初夏から秋にかけて、白い花を咲かせます。花は、小さくて密に咲くため、ボリューム感があります。花色は、白が一般的ですが、ピンクや赤などの品種もあります。

・常緑ヤマボウシ

常緑ヤマボウシは、四季を通じて緑を楽しむことができる低木です。また、日当たりや水やりの条件が比較的緩やかで、手入れがしやすいのが特徴です。常緑ヤマボウシは、春に白い花を咲かせます。花は、小さくて密に咲くため、ボリューム感があります。また、秋には紅葉を楽しむこともできます。

・ヒメシャリンバイ

ヒメシャリンバイは、春に白い花を咲かせる低木です。花が密に咲き、華やかな雰囲気を演出します。また、病害虫に強く、手入れがしやすいのが特徴です。ヒメシャリンバイは、春に白い花を咲かせます。花は、小さくて密に咲くため、ボリューム感があります。また、花持ちがよく、長期間楽しむことができます。



4マンションの植栽を依頼する際の注意点

4.1騒音作業や薬剤散布を行う際には事前に知らせておく

植栽の管理を行う際には、事前の告知を行うことが重要です。特に、チェーンソー等の大きな音が発生する作業や、薬剤の散布を行う作業については、クレームになる可能性が高いため、住民に十分に周知しておく必要があります。また、薬剤の散布は、住民の健康や環境に影響を与える可能性があります。そのため、薬剤の種類や散布方法を住民に事前に周知し、理解を得ておくことが大切です。


4.2実績や信頼性

まずは、業者の過去の実績を確認しましょう。過去にどのような植栽工事を行ったことがあるか、その工事内容や仕上がりはどのようなものだったかなどを調べます。実績が豊富な業者は、豊富な知識や経験を活かして、質の高い植栽工事をしてくれる可能性が高いです。また、過去の工事事例を見ることで、業者の得意分野や施工方法なども知ることができます。また、依頼したい工事に対応出来るかどうかも確認しましょう。マンションの植栽工事には、植栽の植え替えや剪定、伐採などの様々な種類があります。業者によっては、対応出来る工事の種類が限られている場合もあります。依頼したい工事に対応出来るかどうかを事前に確認しておきましょう。


5まとめ

マンションの植栽は、見た目の美しさだけでなく、住環境の向上や資産価値の向上にもつながる重要な要素です。

本記事では、マンション植栽の重要性や管理方法、おすすめの植栽、依頼する際の注意点などについて解説しました。

マンション植栽を適切に管理することで、以下のメリットを得ることができます。

・見た目の美しさの向上

住環境の向上(日差しや風の遮断、騒音や振動の軽減、空気や水質の浄化など)

・資産価値の向上

マンション植栽管理は、管理組合や管理会社が行うのが一般的ですが、オーナー様や管理者様は、具体的な管理方法や業者選びなどについて、わからないこともあるのではないでしょうか。

本記事が、マンション植栽管理に関する理解を深め、適切な管理を行うための参考になれば幸いです。


マンションの植栽管理は満湧園にご依頼下さい!

満湧園は大阪市平野区を拠点に大阪、神戸市、京都市、奈良市、和歌山市で植栽管理、造園工事、植物販売を手掛けています。マンション、法人の外構植栽、戸建てのお庭まで、庭木や花壇などの植栽管理を行っています。定期的な剪定や施肥、病害虫の防除など、植物の健全な成長をサポートいたします。また、庭木の伐採や植替などのご相談にも対応しております。株式会社満湧園は、お客様の満足を第一に考え、常に高品質なサービスを提供しています。造園工事、植栽管理、植物販売、レンタルグリーンをお考えの方は、ぜひ一度お問い合わせください。