観葉植物を育てていると誰もが一度は経験したことがある葉の変色。
一口に変色と言ってもそれは黄色だったり、黒色だったりと観葉植物には様々な症状があります。
そこで今回は観葉植物に生じる葉の変色に関して、原因別にみられる症状と対策をご紹介します。
光の過不足が原因で起こる葉の変色
観葉植物には光が必要となりますが、光が強すぎる、あるいは足りていない場合でも葉の色に変化が見られることがあります。
①光が不足している
観葉植物に十分な光が当たっていないと、本来の葉の色よりも薄くなったり、逆に濃くなったりします。
また斑入りの品種であった場合、斑が消えてしまうこともあります。
光が不足している場合には他にも生育期にも関わらず新芽が出ず葉の厚みも薄くなってしまっているというような症状が見られます。
②光が強すぎる
逆に光がきつすぎると葉焼けを起こし、茶色くパリパリになってしまいます。
対策ー置き場所を変える
光の過不足が原因である場合、品種に合った光量を確保できる場所に移動させてあげましょう。
光が不足している場合には数日掛けて段階的に日当たりの良い場所に移動させます。
また光が強すぎる場合には直射日光の当たらない場所かカーテン越しの明るい場所に置くようにしてみてください。
すでに葉焼けを起こしてしまっている葉はもとには戻らないので付け根から切り取ります。
光の過不足で葉の変色を起こしやすい観葉植物
〈光が不十分〉
・フィカス・アルテシーマ
・パキラ
・フィロデンドロン
・斑入りの品種
・コルジリネ など
〈光が強すぎる〉
・カラテア
・モンステラ
・シダ類
・ヤシ
・ポトス
・アジアンタム など
乾燥が原因で起こる葉の変色
観葉植物は基本的には亜熱帯地方原産であり、高温多湿を好みます。
そのため育てる環境が乾燥していると葉が変色し、最終的には枯れてしまうことがあります。
乾燥の主な原因はエアコンや水切れです。
エアコンの使用により空気が乾燥している場合、葉が薄いシダやヤシでは特に葉がチリチリになってしまいます。
水切れの場合、葉の色が薄くなってきます。
対策ー葉水や加湿を行う
水切れを起こしている場合には鉢底から流れる程度にたっぷりのお水を与えます。
エアコンによる乾燥が原因の場合は葉水を行う、または加湿器を設置するなどして空気が乾燥しすぎないようにします。
乾燥で葉が変色しやすい観葉植物
・フィロデンドロン
・シェフレラ
・ドラセナ
低温が原因で起こる葉の変色
観葉植物は高温多湿を好みます。
そのため低温の環境下では葉が黒っぽくなったり、しわしわになったりします。
冬の窓際や朝晩の冷え込みによっても上記のような症状が見られる場合があります。
また、冷気によっても葉焼けを起こします。
対策ー暖かい場所に置く
冬の寒い時期にはできるだけ温かい屋内に置き、窓際から少し離れたところにおきましょう。
また冬は鉢内の土を乾燥気味に管理すると低温になりすぎるのを防ぎやすくなります。
低温で葉が変色しやすい観葉植物
・アグラオネマ
・カラテア
・モンステラ
・シンゴニウム
・ポトス
・パキラ
・コーヒーノキ など
ハダニが原因で起こる葉の変色
葉に害虫が発生していることによっても葉の色が薄くなります。
なかでもハダニが付いていると葉がかすみがかったように薄くなります。
これはハダニによって養分が吸い取られ葉緑素が抜けてしまうことによって起こります。
ハダニは目には見えにくいですが、葉の裏に付き、ざらざらとした感触で確認することができます。
その際、指に茶色のすすのようなものがつくことでも確証できます。
対策ー水で洗う
ハダニの発生を確認したらすぐに株全体を水洗いします。
さらに水洗い後、水分をふき取りスプレータイプの薬剤を散布しましょう。
ハダニで葉が変色しやすい観葉植物
・エバーフレッシュ
・フィカス
・コルジリネ など
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