カラテアは耐陰性に優れ育てやすく、品種も多いことから人気の高い観葉植物の1種です。
ですが、カラテアの好む同じような環境下で様々な品種を育てていると、その中でも元気なものと傷みやすいものがあります。
耐陰性に優れ、育てやすいと思って買ったカラテアが傷んでしまっては今後観葉植物を育てるのにも少し躊躇してしまうかもしれません。
そこで、観葉植物ライフを楽しむために、同じカラテアでも特に初心者でも育てやすい品種を紹介していきたいと思います。
カラテアとは
カラテアは熱帯アメリカを原産とし、約300品種あると言われています。
その葉姿はどれも個性的な形や模様をしており、エキゾチックな雰囲気のある植物です。
カラテアは一般的に耐陰性があるとされ、室内でも十分に育てることができます。
直射日光には弱いため、レースのカーテン越しなどのやわらい日光が当たるような環境下もしくは、屋外の場合だと半日陰で育てるのがよいでしょう。
また、カラテアは高温多湿の環境を好むため気温が10℃を下回ると生長が止まってしまいます。
ですので冬場は室温を12℃以上にキープしてあげると安心です。
カラテアは夏に傷みやすい?!
上記で紹介したように、カラテアを育てるにあたり、注意するべき点としては冬越しの条件を提示されることがほとんどです。
寒さは我々人間も肌で感じるので割と気が付きやすいのですが、案外見落としがちなのが夏の乾燥、もしくは蒸れなのです。
カラテアは前述したように高温多湿を好むので、夏場の暑さが厳しい環境下や乾燥していると非常に傷みやすくなってしまいます。
さらにもう1点。
夏に傷んでしまう原因として多いのが「蒸れ」です。
「多湿」を好む植物ですが、これが勘違いされやすく、「多湿≠土が常に湿っている状態」ということ。
このようなことが原因でカラテアを夏場に傷めてしまうという方が多くいらっしゃいます。
夏場にカラテアを元気に育てるためには
1.乾燥させないようにする
夏場には乾燥に注意して管理しましょう。
特に近年では非常に高温の日が長く続くようになっているので、より一層の注意が必要になるでしょう。
乾燥が強い場所で管理する場合には受け皿など使用し、鉢を水に浸す「腰水法」で水を与えるのもオススメです。
ただし、腰水を行う際は日陰の涼しい場所で行うようにしましょう。
日光が当たる場所や高温の場所で行うと水が煮え、植物も蒸されている状態になり、根腐れを起こす原因になります。
また葉水を行うことでも乾燥を予防することができます。
葉水を行う際には、葉焼けを起こさないために強い日光が当たらない場所で管理してください。
葉に水滴があるとより葉焼けを起こしやすくなるので注意が必要です。
2.風通しの良い場所で「蒸れ」に注意!
夏場に土がずっと濡れていると、暑さで蒸され、植物がうまく呼吸できず、根腐れを起こしてしまいます。
多湿を好むということから、ある程度土を湿らせておいた方が
良いと捉えがちなので注意しましょう。
乾燥が苦手だからといって、過度に水を与えるのはかえって傷めてしまう可能性があることを頭に入れておきましょう。
適度な土の乾燥と風通しを確保してあげると根腐れを防ぐことができます。
3.比較的強い品種を選ぶ
カラテアの中でも特に強い品種があります。
オルナータ
ビタッタ
シャインスター
タイビューティー
ビューティースター
フレームスター などが挙げられます。
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観葉植物の中でも比較的耐陰性に優れる品種ですが、中でもやはり、強い品種とやや弱い品種があります。
より強い品種を知ることで、傷めず元気に育てることが可能になります。
株式会社満湧園は大阪市平野区を拠点に大阪、神戸市、京都市、奈良市、和歌山市で植栽管理、造園工事、植物販売を手掛けています。
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