シャクナゲは昔から花木の女王と言われ、その気品に溢れた美しさは多くの人々を魅了してきました。日本に自生するシャクナゲはそのほとんどが深山幽谷に育つ高山植物で、下界での栽培は非常に難しいと言われております。
そんな日本シャクナゲと違い、低地でも育てることができる西洋シャクナゲは欧米で育成された園芸種です。
日本原産のシャクナゲとは違うところは、花が大きく、花色もカラフルで数多くの品種があるということです。
そんな西洋シャクナゲを赤塚植物園では、その生産農場の一部をシャクナゲガーデンとして整備し、開花時期限定で一般公開しています。
見頃ということで今回そこに行ってきました。
園内は背丈よりも高い西洋シャクナゲが所狭しと植えてあり、どこを見渡してもカラフルなシャクナゲが目に飛び込んできます。
ハナミズキも満開でシャクナゲに白い花が映えます。
シャクナゲの回廊がいい雰囲気ですね。
ヤマブキを見頃でした。
園内にはハナミズキ、ヤマブキの他にオオデマリやビバーナム、八重桜がシャクナゲに合わせて見頃でした。
雨や薄暗い所が似合う日本シャクナゲと違い西洋シャクナゲは青空によく映え綺麗でした。