江戸時代に約50年の歳月をかけ造営された日本における建築・庭園の最高峰とも称される桂離宮。
その園内には、中央に池が設けられ、その周囲には書院や茶亭が配されている。
賀茂川石を並べて海岸に見立てた州浜と天橋立に見立てた中島と石橋。その奥に松琴亭。
桂離宮の中でも特に格式の高い茶屋「松琴亭」
注目すべきは、襖や壁の大胆な白と藍の石畳模様。17世紀に採用されたと思えないほどの斬新さだ
茶屋「笑意軒」
茶屋「笑意軒」の中の間では、南側の腰壁に注目。ビロードを石畳模様に貼り付けたところに金箔を菱形に配置。窓の外の風景と合わせて一枚の絵のように演出される。
月見のために建てられた茶屋「月波楼」。
屋根裏は船底のように組まれ、茶屋そのものを舟に見立て、舟上から月を眺めている気分に浸れる。
本当に綺麗で美しい庭園でした。またキリシマツツジや紅葉の時期にも再度訪れたい。
皆さんもぜひ一度訪れてみてください。