エバーフレッシュの特徴
オジギソウによく似た美しい葉は清涼感があり、風に揺られる様子はとても優雅なエバーフレッシュ。
夜になると葉を閉じる睡眠運動をおこなうことから「ネムノキ」とも呼ばれています。
これは葉が多いエバーフレッシュは体内の水分の消費が早いので、光合成ができない夜は水分の消費を抑えようと葉を閉じるようです。
生長は比較的早く、適度に剪定を行い樹形を整えてあげる必要があります。
樹高は小鉢からシンボルツリーとして映えるものまで。
春～初夏には赤茶色の葉の新芽を出します。
またこのころに株が成熟しているとタンポポの綿毛のような花を咲かせます。
そして花が咲いた後にはさやに入った身をつけることも。
そのさやが赤くなることからアカサヤネムノキという和名が付いています。
エバーフレッシュの花言葉
「歓喜」
「胸のときめき」
これはある家族の父親がエバーフレッシュの入ったお酒を飲み機嫌がよくなったおかげで家族が大喜びしたという古い中国の物語が由来しています。
これが少し派生し、夫婦円満の象徴ともいえる「胸のときめき」の由来となりました。
エバーフレッシュは、優雅な見た目だけでなく、本当に家庭に幸せをもたらしてくれる植物なのかもしれません。
エバーフレッシュの風水
風水上、エバーフレッシュは「出会い運」や「恋愛運」があります。
これは花言葉の由来にもあったようにエバーフレッシュの人間関係を良好にするという効果が発展し、風水の効果としても作用しているようです。
このことから、玄関に置けば良縁を引き寄せることも。
会社のオフィスなどにも置くとお仕事が順調に進むかもしれませんね。
エバーフレッシュは、環境への適応力が高いのでどのような場所でも身の回りに幸運を運んでくれる頼もしい観葉植物なのです。
エバーフレッシュの特性
【日当たり】
明るい場所を好むので１年を通して屋内の明るい場所で育てましょう。
春と秋には屋外で直射日光を浴びても大丈夫ですが、真夏は直射日光のあたらない明るい場所に置くと良いです。
長期間暗い場所に置くと葉が黄色くなったり、日中でも葉が閉じた状態になってしまうことがありますが、基本的には耐陰性に優れているので屋内で育てやすい植物となっています。
日当たりに合わせて移動させるのも良いですが、あまりにも置き場所を転々とさせてしまっては、環境になじめずストレスになってしまいます。
なのでエバーフレッシュは、明るい屋内に固定させて育てるのがおすすめです。
【水やり】
成長期にあたる春～秋は表土が乾き始めたら、休眠期にあたる冬は根鉢が乾いてから（表土が乾いてから2～3日後）水を与えましょう。
ただし屋内で管理する場合には、暖房器具を使用していると秋冬でも土が乾燥しやすいので、冬でも春夏と水やりの頻度が変わらない場合もあります。
水やりに関しては、昼間に葉が閉じている現象が見られた場合に注意が必要です。
夜に葉が閉じるのは通常ですが、日中にこのような現象が見られる時には水が足りていません。
腰水をするなど、すぐに水を与えてあげましょう。
【冬越し】
冬の寒い時期には最低でも10℃以上は保つようにしましょう。
寒さにはやや弱いですが、葉を落としながらも越冬します。
冷気が当たりやすい窓際や玄関先は避けて管理しましょう。
【施肥】
成長期期間である春～秋（3～10月）に緩効性固型肥料を2カ月に1回の頻度で与えるとよく育ちます。
また規定量よりやや薄めの液肥を2週間に1回程度与えるのも良いでしょう。
10月以降は休眠期になるので、肥料を与えないようにしましょう。
【剪定】
春夏の成長期（5～9月）に樹形を整える剪定を行います。
剪定する際は、枝を2節残した葉の付け根から切ることで新しい芽が出てきます。
込み合っている葉や広がりすぎた枝をカットしてあげることで美しい樹形を保つことができます。
【繁殖】
植え替えの際や剪定を行った際の枝を利用してさし木で増やすことができます。
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エバーフレッシュは、耐陰性に優れ屋内で育てられるので、初めて観葉植物を迎える方にも育てやすく人気の品種です。
環境に適応さえしてしまえば、お水やりだけ欠かさずに行えば生長していくでしょう。
またエバーフレッシュには幸運や夫婦円満の効果があるとされているので贈り物にも適しています。
清涼感のあるエバーフレッシュは和・洋など、置き場所を選ばないのでプレゼントにも贈りやすいです。
観葉植物を始めたい、プレゼントしたいとお考えの方、ぜひ優雅なエバーフレッシュはいかがでしょうか。
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